オムロン「LD-250」の特徴とは?製造業の課題に技術で立ち向かう | 搬送ロボットガイド
企業情報
オムロン「LD-250」の特徴とは?製造業の課題に技術で立ち向かう
公開:2023.09.27 更新:2025.07.23
ロボット技術の進化は日々目を見張るものがあり、様々な分野で活用されています。中でもオムロン社のAMR、LD/HDシリーズは、その先進性がロボット大賞の経済産業大臣賞を受賞するほどに高く評価されました。
こちらの記事ではLD/HDシリーズの特徴について「LD250」に焦点を当てて詳しく解説いたします。さらに、LD/HDシリーズを手掛けたオムロン社についても紹介します。
目次
走行中に自動でマップを作成オムロンの優れたAMR

AMRの特徴には、人や障害物を認識して自動で回避する能力や、目的地への最適なルートを検索して移動する能力があります。オムロン社が開発したLD/HDシリーズのAMRは、これらの基本的な特徴に加え、さらなる先進的な機能を備えています。
以下では、オムロン社の先進的なAMRについて詳しく解説します。
オムロンのLD/HDシリーズ

オムロンの優れたAMR、LD/HDシリーズについて解説します。LD/HDシリーズは製造現場の搬送作業の効率化と自動化を実現する最先端の技術を取り入れた製品です。高度なレーザースキャナを搭載しており、これを使用して周囲の環境を常時把握しています。
予定のルート上に障害物や作業者がいる場合は、リアルタイムでその障害物を回避するルートを計算し、安全に走行します。この高度な自律走行技術のおかげで、既存の工程やレイアウトの大きな変更をすることなく、シリーズを現場に導入できます。
管理面では、「Fleet Manager」という運行管理ソフトウェアを使用し、最大100台のロボットを一括で管理できるのが特徴です。これにより、ロボットの位置や稼働状況をリアルタイムで監視でき、全体としての搬送効率を大きく向上させることが可能です。
また、ジョイスティックを使用してロボットが工場内を走行することにより、その場で周囲の環境をスキャンし、工場のレイアウト情報をもとに走行ルートのマップを自動生成する機能も持っています。
この機能は、工場のレイアウトが変更された場合や新しい設備が追加された場合でも、迅速に対応し、新しい走行ルートのマップを生成できるため非常に便利です。
LDシリーズとHDシリーズの違いとして、LDシリーズは60kgから250kgの範囲での搬送が可能であるのに対し、HDシリーズは最大1.5トンの重量物の搬送が可能な点があげられます。
このように豊富なラインアップが用意されているため、製造現場の具体的なニーズや要件に応じて、最適なモデルを選択できます。
会社名 | オムロン株式会社 本社(京都事業所) |
所在地 | 〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入 |
電話番号 | 0120-919-066 |
営業時間 | 公式サイトに記載なし |
公式ホームページ | https://www.fa.omron.co.jp/ |
【あわせて読みたい】
▼AMR接客ロボットの活用で広がる新たなコミュニケーションの形とは?
衝撃に強く250kgまで搬送が可能!LD-250

オムロンが発売したモバイルロボット「LD-250」は、そのシリーズ中で最大の250kgまでの物品を自動搬送する能力を持つロボットです。従来よりも大型の部品や、かさの大きな梱包材などの搬送に適しており、特にその大きなペイロードと堅牢な構造が注目されています。
具体的には、金属カバーによってより頑丈に作られており、自動車部品から食品や日用品の梱包材に至るまで、人が従来カートを用いて行っていた大きな物の搬送作業を自動化する能力を持っています。
さらに、オムロンの「Fleet Manager」のシステムを用いれば、異なる性能やペイロードのオムロン製モバイルロボット最大100台を同時に統合管理することが可能です。LD-250はこのシステムとシームレスに連携でき、複雑な搬送業務の効率化と自動化を実現します。
LD-250の導入により、一度の搬送で従来よりも多くの分量を運ぶことが可能となり、投資収益率(ROI)の向上が期待されます。そして、LDシリーズの特長であるカスタマイズ性もLD-250に継承されており、上部にはコンベアや搬送容器など、ユーザーのニーズに合わせた機構を自由に組み合わせることができます。
さらに、さまざまなオプションを追加することで、パフォーマンスを一段と高めることが可能です。
優れたAMRを開発するオムロン

LD/HDシリーズを生み出したオムロンは、人手不足や地球環境への配慮を組み込んだモノづくり、さらに安全で働きやすい労働環境の実現を目指して、オートメーションを中心としたアプローチで取り組む企業です。ここではオムロンの取り組みや評価について解説します。
オートメーション化で製造現場の課題に向き合うオムロン

オムロンは1933年の創業以降、機械ができる仕事は機械に任せ、人間は創造的な活動を楽しむべきだという考えのもと、オートメーション技術の進化に尽力してきました。この哲学は、創業者・立石一真の言葉として現代にも受け継がれています。
オムロンは、20万点を超える制御機器の組み合わせで、効率化や新しい価値の創出を目指して様々な制御アプリケーションを開発。グローバルにその技術を展開しています。
近年、人手不足が進む中での機械化・自動化の必要性や、労働者のワークライフバランスと働きがいの両立を目指し、持続可能な未来社会の実現に向けての取り組みを進めています。
オムロンの取り組みとは?人を超える自動化
生産の現場で高品質な製品を効率的に生産するには、「人」「機械」「材料」「方法」という4つの要素の調和が必須です。しかし、これらの要素に起こる微細な変動を捉えて適切に調整・制御するのは、従来は人の手によるものが中心でした。
オムロンは先進的なアプローチを採用し、各種のセンシング技術や設備監視技術を用いて、これらの微細な変動を自動で検知・対応するシステムを開発。さらに、未来の変動や問題を先取りして予測し、前もって対応する「予測制御」も導入しました。
これにより、人の介入を最小限にして、継続的に高品質な製品を生産する自動化された設備の実現を果たしました。
第10回ロボット大賞で経済産業大臣賞を受賞

オムロンのLD/HDシリーズは、第10回ロボット大賞で経済産業大臣賞を受賞しました。この賞は、日本のロボット技術の発展とその利用の拡大を目指し、特に優れたロボットや関連技術、またロボット技術の研究開発や活用に対する取り組みを称えるためのものです。
経済産業大臣賞はロボット大賞の中でも、全ての部門や分野が授賞対象となっており、その中でオムロンのLD/HDシリーズが選ばれたことは、非常に高い評価を受けたことを示しています。
その受賞の背景には、AMRとしての完成度の高さや先進的な技術を取り入れての実用的なシステムの構築が挙げられます。特に、システムインテグレーター(SIer)との連携が可能であることから、さまざまな分野への適用が期待されている点が評価されました。
さらに、40カ国以上での実績と、3,000台を超える導入実績は、その信頼性と実用性を証明しています。
モバイルロボットによる柔軟な搬送ライン構築

製造現場において、変化に強く、柔軟性に富んだ搬送システムの構築は大きな課題のひとつです。特に多品種少量生産や工程変更が頻繁なラインでは、従来の固定型搬送設備では対応しきれない場面も多く見られます。
こちらでは、オムロンが提案する自律型モバイルロボット(AMR)による搬送の自動化について、その特長や効果を解説します。
多品種・変量生産に求められる「搬送の柔軟性」
昨今、消費者ニーズの多様化により、製造業では多品種・少量生産への対応が急務となっています。
さらに、労働人口の減少や夜間シフトの人材確保の難しさから、人手による搬送作業の負担が増加。従来使用されていたAGV(無人搬送車)やコンベヤなどの固定設備では、工程変更や製品切り替えのたびに大がかりなレイアウト改修が必要で、生産の柔軟性を損なう原因となっていました。
センシング&コントロール+Thinkで実現する自律搬送

オムロンが開発したモバイルロボットは、同社独自のコンセプト「センシング&コントロール+Think」を軸に、人と機械の安全な協働を実現します。
内蔵されたレーザスキャナにより周囲の環境をリアルタイムでセンシングし、障害物や作業者を検知。衝突を回避しながら安全に走行できるのが特長です。これにより、人が作業中のライン上でもロボットが共存・協調して動作できる環境が整います。
また、オムロンのモバイルロボットは、生産スケジュールや搬送指示に基づき、最大100台のロボットがそれぞれ最適なルートを自律的に選択・移動することが可能です。人が操作しなくても、状況に応じて“考えながら動く”ロボットが、生産現場の複雑な搬送ニーズに応えます。
経路設計の自由度が向上 ― 工事不要でレイアウト変更にも柔軟に対応

AMRの大きな強みは、経路の自由設計が可能であることです。従来のAGVのように、磁気テープの設置や固定ルートの設定といった事前工事を必要とせず、専用のソフトウェア上でゴール地点やルートを簡単に再設定できます。
これにより、製品モデルチェンジや季節変動に伴うレイアウト変更があっても、最短半日で新たな搬送ラインを構築することが可能です。
また、モバイルロボットの上部にコンベヤを設置することで、装置間のパレットの受け渡しを自動化。人が介在することなく、部品や製品を次工程へ搬送できます。単調で重労働になりがちな作業をロボットに任せることで、作業者の負担軽減にもつながります。
計画変更にも即応 ― 生産ラインの“レジリエンス”を向上

工場の運用において、計画変更や突発的な対応が必要になる場面は少なくありません。オムロンのモバイルロボットは、生産指示システム(例:NJ-DB)と連携し、リアルタイムで指示を受け取りながら、柔軟にルートや目的地を変更できます。
これにより、生産計画の変更があっても、即座にロボットの動作内容を切り替えることが可能となり、ライン停止を最小限に抑えるレジリエンス(回復力)を備えた生産体制が構築できます。
人と機械の高度協調を支える次世代搬送ソリューション
オムロンが提案するモバイルロボットによる搬送の自動化は、単なる“人手不足対策”にとどまりません。人とロボットが共に働く生産現場の実現、突発的な生産変更への柔軟な対応、そして高効率かつ安全なライン運用――こうした要素を総合的に実現できる、未来志向のソリューションです。
同社のコンセプト「i-Automation!」のもと、“人を超える自働化”“人と機械の高度協調”“デジタルエンジニアリング革新”といったビジョンが製品設計に落とし込まれ、現場レベルでの課題解決に直結しています。
今後の製造業に求められるのは、変化に強く、持続可能な生産ラインです。オムロンのモバイルロボットは、まさにその中核を担う存在といえるでしょう。
【あわせて読みたい】
▼AMR導入で現場を変える!投資回収期間の計算と成功のポイント
パレタイジングから検査まで現場を支えるロボット

製造業では今、組立・搬送・検査といった一連の工程において、人とロボットの協調作業が重要なテーマとなっています。中でもオムロンの**協調ロボット「TM Sシリーズ」**は、多用途に対応できる柔軟性と高い安全性能を兼ね備えた次世代ロボットとして注目を集めています。
多品種少量生産を支える“協調”の発想

TM Sシリーズの最大の魅力は、人と同じ空間で安全に作業できる協調性です。ISO 13849-1やISO 10218-1など国際的な安全規格に準拠しており、TÜV Nordの認証も取得。31項目に及ぶ安全機能を標準搭載しているため、安全柵なしでの稼働が可能です。
このため、製造ラインの省スペース化が実現できるだけでなく、既存工程との統合や作業者との協働もスムーズ。安全と生産性を両立した作業環境を構築することができます。
ビジョンシステム内蔵 ― 検査・仕分け作業に強い
TM Sシリーズには**ビジョンシステム(カメラと照明)**が標準装備されており、ワークの識別・検査・仕分け・位置決めなどを1台でこなすことができます。画像処理や座標計測も内蔵システムで即時処理可能なため、外部機器との複雑な連携が不要となり、セットアップも容易です。
たとえば、部品の向きを自動判別して組み付け方向を調整したり、印字やバーコードの有無を検査したりと、高度な検査工程にも活用可能です。外観検査の自動化やトレンド分析による品質改善にも寄与します。
直感的な操作性と高い拡張性

TM Sシリーズは、ティーチングが非常に簡単である点でも高く評価されています。ロボットのアームを手で動かして位置を記録する「ハンドガイド」機能や、視覚的に動作を組み立てられる「TMflow」の採用により、専門知識がなくてもロボットの動作を設定すること可能です。
また、プログラミング経験のない現場スタッフでも運用できるため、教育コストの削減にも効果的です。さらに、スクリプトによるカスタマイズにも対応しており、複雑な動作や条件分岐も柔軟に対応可能。用途に応じて簡易操作から高度制御まで幅広く対応できる設計となっています。
Plug&Playで導入ハードルを大幅に低減
TM Sシリーズは、他社製グリッパやセンサとの高い互換性を持ち、各種エンドエフェクタを簡単に装着可能です。電気配線や機械的接続もシンプルで、配線ミスや設置エラーのリスクを低減。すぐに使用できる「Plug&Playキット」も用意されており、最短時間で本稼働に移行できる体制が整っています。
これにより、導入時のセットアップ工数や検証時間が大幅に削減され、中小製造業でも無理なく自動化を実現できる点が大きな魅力です。
主な対応業界と用途
TM Sシリーズは、以下のようなさまざまな業界・工程で導入が進んでいます。
- 食品・飲料業界:パッケージ製品の整列や外観検査
- 電子部品業界:基板の検査、部品の組立
- 自動車業界:部品の位置合わせ、ねじ締め、パレタイジング
- 物流業界:仕分け、箱詰め、搬送補助
導入事例のなかでは、協調ロボットによって作業者1人あたりの作業量を30%削減した事例も報告されており、生産性向上への貢献が明らかです。
現場の働き方を変える「人と共に働くロボット」
協調ロボットTM Sシリーズは、単なる作業機械ではなく、“人と共に成長するパートナー”としての価値を提供します。人間と同等の速度・精度で作業をこなしつつ、柔軟性と安全性を両立する設計は、これからのスマートファクトリーに不可欠な存在です。
今後、より多くの現場で「人と機械の高度協調」が求められる中、TM Sシリーズはその要となるでしょう。
組立・検査・パレタイジングまで万能型協調ロボット

オムロンの協調ロボット「TMシリーズ」は、組立から検査、パレタイジング、梱包作業に至るまで、多様な工程に対応する“万能型”の協調ロボットです。生産ラインの柔軟性を高めるその機能性と、直感的な操作性、安全性の高さから、製造現場における自動化を一層身近なものにしています。
多用途に対応する高機能ロボット
TMシリーズは、アーム長や可搬質量の異なる複数のモデルを展開しており、電子部品、自動車部品、食品・医薬品、日用品など、業種を問わず対応可能です。
さらに、オムロンのモバイルロボット「LDシリーズ」との連携にも対応しており、ピッキングから搬送までを自律的にこなす「モバイルマニピュレータ」として活用することもできます。
1台で複数の工程を担えることから、導入時のコストパフォーマンスが高く、限られたスペースや人員での生産を求められる現場で重宝されています。
組立・検査・パレタイジング…あらゆる工程に対応

TMシリーズは、以下のような幅広い作業工程に柔軟に対応できます。
- 組立作業:精密な部品の挿入やツール交換、反復作業を安定した精度で実行
- 検査工程:内蔵ビジョンシステムにより、外観検査・色識別・コード読み取りが可能
- パレタイジング:直感的な設定でパレット積みを自動化、安全柵不要で狭小スペースにも対応
- マシンテンディング:CNCや射出成形機へのワークの出し入れなど、人の代替が求められる危険作業に対応
- ねじ締め・塗布作業:専用のキットを用いることで、精度が求められる特殊工程も即対応
このように、現場の状況やライン構成に応じて、TMシリーズはオールラウンドな作業を自動化できる協調ロボットです。
“ビジョン搭載”でピック&プレイスもスムーズに
TMシリーズには、5Mピクセルのビルトインビジョンシステムが搭載されています。このカメラは、製品の位置検出だけでなく、文字認識(OCR)や色識別、2Dコード読み取りまで対応。照明も内蔵されており、特別な外付け装置を用意しなくても、多くの検査・仕分け工程を即日自動化できます。
また、ベルトコンベア上のワークを識別しながらピックアップし、箱詰めまでを行うピック&プレイス作業も得意分野のひとつ。製品モデルの切り替えや数量変更にも、設定画面からスムーズに調整可能です。
操作・再設定が直感的で簡単
TMシリーズの大きな特徴は、“誰でも使える”シンプルな設定環境にあります。たとえば、ダイレクトティーチング機能では、ロボットアームを手で動かして目的位置を設定し、ボタンひとつでその動作を記録。複雑な座標入力やプログラムコードなしで作業が完了します。
さらに、「TMflow」というドラッグ&ドロップ形式のワークフロー作成ツールにより、複雑な処理の流れも可視化しながら簡単に構築可能。現場での素早い設定変更、段取り替えにも柔軟に対応できます。
高度な安全設計で安心導入
TMシリーズは、安全に関する国際規格(ISO 10218-1、ISO 13849-1、TS 15066)に適合し、リスクアセスメントに基づく自動安全設定も可能です。ランドマーク機能を使えば、ロボットの位置キャリブレーションもカメラで瞬時に実行でき、再設置に伴うダウンタイムも最小限に抑えられます。
安全柵の設置不要、作業者との距離も気にせず使用できることから、省スペース化と安全性を両立し、さまざまな作業環境に適応します。
柔軟な生産体制を支えるロボットの進化
オムロンのTMシリーズは、生産現場の効率化と変化対応力を同時に求められる今の時代において、極めて有効な選択肢といえます。生産ラインの自動化における“次の一手”として、柔軟性・汎用性・安全性を兼ね備えた万能型協調ロボットは、これからのスマートファクトリー実現に不可欠な存在です。
【あわせて読みたい】
▼ロボットがもっと安全に!AMRの安全管理と活用事例をチェック
AMRの導入を検討するならおすすめ国内企業3選
近年、製造現場や物流拠点における自律走行搬送ロボット(AMR)の導入が急速に進んでいます。
ここでは、導入支援から運用提案まで手厚くサポートしてくれる、信頼性の高い国内企業3社をご紹介します。
◇大喜産業株式会社

1939年創業の大喜産業株式会社(DAIKI)は、ロボティクス・伝動機器・産業機器・マテハン設備の4つの事業を柱とする総合技術商社です。
特にロボティクス事業では、「人との共存にフォーカスしたロボットソリューション」を掲げ、協働ロボットや自律搬送ロボット(AMR)の導入支援を強化。オムロン製をはじめとした多様なロボットに対応し、機種の選定から設置・運用サポートまで一貫して提供します。
会社名 | 大喜産業株式会社 |
営業本部 | <住所> 〒550-0012 大阪府大阪市西区立売堀1-5-9 <電話番号> 06-6541-1987 |
営業本部東京オフィス | <住所> 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア4F <電話番号> 03-5219-1463 |
大阪支店 | <住所> 〒550-0012 大阪府大阪市西区立売堀1-5-9 <電話番号> 06-6532-0751 |
東京支店 | <住所> 〒333-0815 埼玉県川口市北原台3-2-21 <電話番号> 048-297-1388 |
東京支店つくばオフィス | <住所> 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1-5-7 ダイワロイネットホテルつくば2F <電話番号> 029-817-4844 |
名古屋支店 | <住所> 〒452-0805 愛知県名古屋市西区市場木町416 <電話番号> 052-505-8201 |
東大阪支店 | <住所> 〒581-0861 大阪府八尾市東町4-1 <電話番号> 072-997-0123 |
京滋支店 | <住所> 〒520-3047 滋賀県栗東市手原3-2-3 <電話番号> 077-553-6155 |
四国支店 | <住所> 〒761-0301 香川県高松市林町2554-1 <電話番号> 087-868-4511 |
九州支店 | <住所> 〒812-0895 福岡県福岡市博多区竹下2-4-7 <電話番号> 092-441-0198 |
営業時間 | 公式サイトに記載なし |
公式ホームページ | https://www.daiki-sangyo.co.jp/ |
自社開発のパレタイジングシステム「PallBot」は、OnRobotの自動化プラットフォーム「D:PLOY」を搭載し、プログラム構築やレイアウト変更が驚くほど簡単に。さらに、MiRやROEQなどの搬送ロボットとの組み合わせによって、工場内物流の最適化も実現します。
全国に営業・ロボット拠点を持ち、専門チームが導入後の運用やカスタマイズまできめ細やかに対応。長年にわたる実績と、“あなたと仕事がしたい”と思ってもらえる人間力を重視した姿勢で、ユーザーの製造現場に最適なトータルソリューションを提供しています。
大喜産業株式会社の口コミ評判記事はこちら!
▼MiR社の魅力的なMiR製品とその販売代理店・大喜産業とは
さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
◇ASPINA(シナノケンシ株式会社)

ASPINA(シナノケンシ株式会社)は、精密小型モータの設計・製造を基盤に、医療、福祉、自動車、環境、宇宙分野まで幅広いソリューションを提供するグローバル企業です。
近年では、自律走行搬送ロボット「Aspina AMR300」の開発を通じて、製造業の人手不足や搬送の課題に真正面から取り組んでいます。AMR300は最大300kgまで搬送可能で、スムーズなナビゲーションと高い安全性を両立。移動時間の短縮と作業の省力化に貢献します。
会社名 | シナノケンシ株式会社 |
所在地 | 〒386-0498 長野県上田市上丸子1078 |
電話番号 | 0268-41-1800 |
営業時間 | 公式サイトに記載なし |
公式ホームページ | https://jp.aspina-group.com/ja/ |
ASPINAの強みは、「小型・軽量・静音」というコア技術に加え、ハードウェアとソフトウェアの両面でソリューションを設計・提供できる点にあります。
さらに、Plexmotion(プレクスモーション)ブランドでは、少量・短納期にも対応した標準モータを提供し、特注品との柔軟な組み合わせで顧客ごとの課題解決を実現。世界6拠点以上の生産・販売ネットワークにより、グローバル対応力も高く、信頼性と供給安定性を兼ね備えています。
「希望と快適をカタチにする」というブランドメッセージのもと、AMRだけでなく医療機器や福祉支援技術でも業界をけん引。人と社会の未来を見据えたものづくりを展開しています。
シナノケンシ株式会社の口コミ評判記事はこちら!
▼ASPINA シナノケンシ株式会社の自律走行搬送ロボット「AspinaAMR」
◇ニデック株式会社

世界最大級の総合モーターメーカー、ニデック株式会社(NIDEC)は、「回るもの、動くもの」のすべてを手がけるグローバル企業です。自動車、家電、産業機器、医療・福祉機器に加え、ロボティクスやスマートファクトリー分野でも注目されています。
AMR(自律走行搬送ロボット)の分野では、同社が長年培ってきた高精度モータ技術と制御技術を生かし、静音性・省電力・高効率を兼ね備えた高性能なモビリティユニットを提供しています。
たとえば、Hondaの次世代モビリティ「UNI-ONE」には、NIDECの全方位駆動ユニットが採用されるなど、その実力は業界から高く評価されています。
会社名 | ニデック株式会社 |
所在地 | 〒601-8205 京都府京都市南区久世殿城町338 |
電話番号 | 075-922-1111 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
公式ホームページ | https://www.nidec.com/jp/ |
また、グループ全体で約300社、世界104,000人以上の従業員を擁し、研究・開発・製造・販売の体制をグローバルに展開。複雑な物流ニーズに対応するため、AI、センシング、ソフトウェア技術も取り入れた統合型ソリューションの提案が可能です。
近年では、物流倉庫向けのAMRや、データセンター向け液冷搬送装置など、エネルギー効率を追求した製品開発にも注力しています。企業理念である「All for dreams」を掲げ、ニデックは未来の社会インフラを支えるロボット技術の進化に挑戦し続けています。
ニデック株式会社の口コミ評判記事はこちら!
▼2D-Lidarと3D-Lidarの違いは?進化を遂げたニデックドライブテクノロジーのAMR
まとめ

海外メーカーが主流と言われるAMR業界において、40カ国以上3,000台を超える導入の実績を誇るオムロンは、国内メーカーとしてその技術力と信頼性を証明しています。
その成功の背後には、オムロンの持続的な技術への取り組みと、製造業の課題に真正面から立ち向かう姿勢があります。今後もAMR業界をリードする存在としての期待が高まっています。
この記事を読んでいる人におすすめ
▼【2025年最新版】失敗しないフリートマネジメントシステム導入で加速するAMRの生産性向上
