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ASPINA シナノケンシ株式会社の自律走行搬送ロボット「AspinaAMR」 | 搬送ロボットガイド

企業情報

ASPINA シナノケンシ株式会社の自律走行搬送ロボット「AspinaAMR」

企業情報

公開:2023.11.30 更新:2023.12.01

ASPINA シナノケンシ株式会社は、自動化、環境、車載、医療・福祉分野向けに高度な精密モータや関連製品を展開する企業です。小型化、軽量化、静音化などの技術に焦点を当て、お客様の機器価値向上に貢献し、あらゆるニーズに応えています。

同社が提供する自律走行搬送ロボット「AspinaAMR」は、導入が簡単であり、1辺60cmの本体サイズと小回りの利く動きが特徴です。安心の品質とサポートが充実しており、国際規格に準拠しています。外部設備との連携が可能であり、ソフトウェアのアップデートも容易です。

ASPINA シナノケンシ株式会社の事業内容とは?

精密モータ、ドライバ、アクチュエータなどの開発・製造

ASPINA シナノケンシ株式会社は、自動化、環境、車載、医療・福祉向けに精密モータや関連製品を開発・製造する会社です。モータ・関連製品においては、研究開発から設計・生産まで一貫して対応しています。また、小型化、軽量化、静音化といった要素に焦点を当て、お客さまの機器の価値向上に貢献し、あらゆるニーズに応え続けています。

産業ソリューション機器の開発・製造

ASPINA シナノケンシ株式会社は、製造業の開発・生産・品質保証分野において、PLEXLOGGER(プレクスロガー)ブランド製品を活用して問題解決に取り組んでいます。映像とデータの記録と表示を一元化することで、製造ラインの高度化や新製品の性能向上を実現し、生産性や品質の向上に貢献しています。

福祉・生活支援機器の開発・製造

ASPINAは、音声技術を活用した支援機器やソフトウェアを開発し、視覚・識字障がい者や難聴者の自立と社会参加を促進しています。PLEXTALKブランドを通じて、視覚・識字障がい者向けの図書制作・読書環境の提供や補聴器の開発・販売を行っています。日本をはじめ、ヨーロッパやアメリカなどの世界中にいる子どもから大人まで、生涯支援とQOL向上に力を入れています。

ASPINA シナノケンシ株式会社の自律走行搬送ロボットとは?

ASPINA シナノケンシ株式会社は、製造現場向けの自律走行搬送ロボット「AspinaAMR」を手掛けています。続いては、AspinaAMRの主な特徴や導入までのステップ、ラインナップをご紹介します。

AspinaAMRの特徴

導入が簡単

AspinaAMRは、導入が容易でスモールスタートに最適な特徴があります。1辺60cmの本体サイズと小回りの利く動きにより、狭い通路でもスムーズに走行可能なため、現場のレイアウト変更が不要です。また、専用ソフトウェアとQRコードを用いた簡単な操作で、現場でも簡単に活用できます。

安心の品質とサポート

AspinaAMRの特徴は、安心の品質と充実したサポートにあります。国内のモータメーカーがオールインワンで開発・製造し、安全に関する国際規格(ISO12100、ISO13849-1、IEC60204-1)に準拠予定です。また、購入後は、ニーズに合わせて選べるサポートプランが提供されているため、急なトラブルが発生した際も安心です。

外部設備等との連携が可能

AspinaAMRは、生産システムや外部設備との連携が可能です。また、ソフトウェアの定期アップデートが可能なため、わざわざハードウェアは変更せずに機能を拡張できます。

AspinaAMR導入の流れ

01 ホームポジションを決める

まずは、運用の開始・終了地点を決定し、AspinaAMRを設置します。

02 ソフトウェアをインストールする

次に、操作するためのソフトウェアをインストールします。既存のパソコンやタブレットなどにインストール可能です。

03 操作端末とAspinaAMRを接続

インストールしたソフトウェアで、端末とAspinaAMRの接続と設定を行います。

04 マッピング・地点登録

最後に、運用エリアのマッピングを実施し、搬送地点や進入禁止のエリア、自動ドアなどの情報を登録します。

AspinaAMRのラインナップ

AspinaAMRは、通常モデルとリフトモデルの2種類があります。通常モデルはAMR本体とソフトウェアがセットになったパッケージ、リフトモデルはリフトアップ機能が搭載されています。リフトモデルはAMRが自動で搬送物を移動させられるため、業務の自動化をより進めることが可能です。なお、最大積載重量は通常モデルが100kg、リフトモデルが85kgです。

ASPINA シナノケンシ株式会社のAMR導入事例を紹介

ASPINA シナノケンシ株式会社のAMRを実際に活用する企業の導入事例をご紹介します。

ラベル識別・在庫管理システム開発・製造(C社様)

選定候補だったインホイールモータに課題

「自律して移動する」「人の代わりに作業する」はAMRにとって基本機能です。しかし、買い物客や従業員の安全対策にも注力するC社は、買い物客に直接または間接的に接触してしまう事態を避けたいと考えていました。買い物客との接触を避けつつ、作業を進めるためにはAMRの小型化は必須であり、特に足回り周辺の幅と奥行きを狭いものにしなければなりませんでした。

そこで導入を検討したのが、モータとギアが一体化のインホイールモータです。しかし、当時候補に挙がっていた製品は幅が厚く、停止精度に問題があることから導入に悩んでいました。

ASPINAのインホイールモータを導入

ASPINA シナノケンシ株式会社はモータや関連機器のカスタマイズに対応しており、これまでもたくさんのお客さまにカスタム品を提案してきました。今回も同様に、C社が抱える問題に対し、新しいインホイールモータの提案を行いました。C社の要望に沿った50W薄型インホイールモータは、インホイールモータの間に大容量バッテリーを収納できるスペースがあります。これにより、足回り周辺を狭くできるだけでなく、バッテリーの位置が地面に近づいたことで安定感も向上しました。完成まで何度も打ち合わせを重ねてC社の要求をカタチにしていき、満足度の高いAMRに仕上がりました。


ASPINA シナノケンシ株式会社は、精密モータやドライバ、アクチュエータの開発・製造を行う企業で、自動化、環境、車載、医療・福祉分野に特化しています。また、PLEXLOGGERブランドで産業ソリューション機器の開発・製造も行い、映像とデータの一元管理を実現しています。

福祉・生活支援機器では、PLEXTALKブランドで視覚・識字障がい者向け製品を提供しており、自律走行搬送ロボット「AspinaAMR」も開発。このロボットは、導入が容易で、安全基準に準拠し、外部設備との連携が可能です。また、インホイールモータのカスタマイズにより、C社の要望に応えるAMRを実現しました。