+Automation AMR(自律走行搬送ロボット)「JUC-S800R」 | 搬送ロボットガイド
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+Automation AMR(自律走行搬送ロボット)「JUC-S800R」
公開:2023.12.22 更新:2023.12.29
+AutomationのAMR「JUC-S800R」は物流業界における効率性と自動化の新たな潮流を築いています。Wi-Fi環境で自律走行し、工程間の搬送やピッキング、仕分けなどの多岐にわたる作業を効率的に自動化します。
特徴は、ローコストでの導入、800kgの重量物を安定して搬送する高い走破性と走行安定性、導入の簡単さです。豊富な積載パターンも備え、ALFALINK相模原物流センターでの導入事例では35%のコスト削減と生産性向上が実現されました。
目次
+AutomationのAMR「JUC-S800R」の特徴と積載パターン
現代の物流業界において、効率性と自動化は重要事項です。+Automation が提供する「JUC-S800R」は、Wi-Fi環境で自律走行するAMR(Autonomous Mobile Robot)型の搬送ロボットで、物流業界に革命をもたらしています。
工程間の搬送、重量貨物のピッキング、仕分けといった多岐にわたる作業を自動化するロボットで、物流の効率化とコスト削減を実現します。
JUC-S800Rの3つの特徴
ローコストでの導入
JUC-S800Rは、高性能ながらも月額利用料のみで利用できるため、初期投資を大幅に削減できます。シンプルな料金体系なので、多くの企業が高度な物流自動化を手軽に導入できるのです。
高い走破性と走行安定性
JUC-S800Rは、800kgの重量物を安定して搬送できるロボットです。障害物を検知して停止する機能が搭載され、人間と共存する環境での使用にも向いています。さらにジャッキアップ機構と回転ローター機構により、狭いスペースでも効率的な動作が可能です。
導入の簡単さ
JUC-S800Rは、Wi-Fi環境下での自律走行が容易にでき、難しい解説も不要です。既存の倉庫をそのまま使えるので、簡単で迅速に導入できます。通常のAMR型ロボットと比較しても短期間でマッピングできるので、即日稼働も可能です。
JUC-S800Rは豊富な積載パターンがある
JUC-S800Rは、柔軟性の高い搬送システムが特徴で、さまざまなニーズに応じた複数の積載パターンがあります。
パレット搬送
専用の受け渡し架台を使用して、自動的にパレット搬送できます。ドライバー毎の仕分け作業などを効率化できるので、物流プロセスがスムーズになります。
棚搬送
ピッキング対象の棚や、仕分け完了後の棚をそのまま搬送できます。これにより簡単に商品を移動できるので、作業効率が向上します。
直接積載
ピッキング後の貨物を、ロボットへ直接積載できます。搬送作業が自動化され、作業者の歩行を削減できます。
JUC-S800Rの導入事例

物流業界における自動化と効率化は、日々進化しています。進化する物流業界の、新たな模範となっているのが、富士ロジテックホールディングスが運営するALFALINK相模原物流センターでの、JUC-S800Rの導入事例です。物流センターにおける作業の効率化と省人化の成功事例として、注目されています。
ALFALINK相模原物流センター
ALFALINK相模原物流センターは、富士ロジテックホールディングスが運営する大規模な物流施設です。食品や医薬品など、さまざまな商品が取り扱われています。
課題は、ピッキング作業の範囲が広すぎること、また商品搬送のさらなる迅速性でした。長距離の搬送作業は、従来、フォークリフトを操る作業員が行っていましたが、さらなる効率性と安全性の向上が求められていました。
そのために導入されたのが、自律走行搬送ロボットJUC-S800Rです。
省人化と生産性の向上
JUC-S800Rの導入により、ALFALINK相模原物流センターは、大きく進化しました。JUC-S800Rは、最大800kgの荷物を自動で積み下ろしできます。そしてWi-Fi環境下で自律走行できるので、フォークリフトを使っていたこれまでの搬送作業を、大幅に効率化しました。
JUC-S800Rによる作業が自動化されたことで、作業員はより付加価値の高い作業に集中できるようになったのです。
また実証実験の結果、従来の作業方法と比べると、約35%のコスト削減となりました。生産性の面でも明確な向上が見られたのです。作業員は、トラックへの積み込みや商品の最適な配置変更など、より専門的な作業に専念できるようになりました。物流センター全体の業務効率が、大きく向上したのです。
+Automationは最新の物流テクノロジーで人々に笑顔をもたらす
物流業界は、急速なデジタル化と進化する市場のニーズに対応するため、新しい技術の採用を必要としています。+Automationは、それを可能にする会社です。最先端の物流テクノロジーを用いて物流現場を効率化し、そこで働く人々に新たな喜びとやりがいをもたらしています。
物流現場に+αを届ける+Automation
+Automationは、テクノロジーと物流を融合させた独自のアプローチを特徴とします。物流現場にさまざまな+Aを届けることが目標です。+Aとは、作業の効率化だけではなく、作業者の満足感や職場の楽しさを向上させることでもあります。
そのために、+Automationが提供するのは、ロボットのサブスクリプションサービスです。倉庫の自動化をより身近なものにし、最新の物流テクノロジーを体験できるでしょう。物流現場で働く人々が、笑顔で働ける環境づくりを目指すのです。
高い汎用性と技術を併せ持つ+Automationのロボット
+Automationでは、JUC-S800Rのほかにも、多様なロボットを取り扱っています。高い汎用性と先進的な技術を併せ持つロボットで、物流現場の即戦力となるでしょう。
CarriRoシリーズ

CarriRoシリーズは、倉庫内搬送を無人化する自動搬送ロボットです。自動ドアやリフターなどの外部機器と連携も容易で、効率的に物流オペレーションをサポートします。
ラピュタPA-AMR

ラピュタPA-AMRは、ピッキング作業を効率化するための、協働型ピッキングアシストロボットです。作業者の負担軽減や人員不足の解消など、現場のさまざまな課題を解決し、生産性の高い作業ができるようになります。
t-Sort 3D

t-Sort 3Dは、わずか3坪で設置できる自動仕分け機です。立体型ソーターで、さまざまな仕分け場面に対応します。
+AutomationのAMR「JUC-S800R」はWi-Fi環境で自律走行する搬送ロボットで、物流業務の自動化と効率化を実現しています。ローコストでの導入や高い走破性、導入の簡単さが特長で、様々な積載パターンがあります。
特にALFALINK相模原物流センターではJUC-S800Rの導入により、大幅なコスト削減と生産性向上が実現され、作業員はより専門的な作業に注力できるようになりました。物流業界における新しい模範として注目を集めています。 +Automationは物流テクノロジーを駆使し、ロボットのサブスクリプションサービスを提供しています。これにより、倉庫の自動化を身近にし、物流現場で働く人々に喜びとやりがいをもたらしています。
