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デジタル化と自動化で進化!東芝インフラシステムズの棚搬送ロボットとは? | 搬送ロボットガイド

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デジタル化と自動化で進化!東芝インフラシステムズの棚搬送ロボットとは?

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公開:2025.02.22 更新:2025.03.03

東芝インフラシステムズは、鉄道、エネルギー、ビル設備でデジタル化を推進し、効率化と省エネを実現しています。また、棚搬送ロボットT6-800を導入し、EC倉庫の作業効率を向上させ、省人化と生産性向上を実現しています。

社会インフラの未来を築く東芝インフラシステムズ

首都高

画像出典:フォトAC

東芝インフラシステムズは、鉄道やエネルギー、ビル設備などを手掛け、持続可能な社会の実現に貢献しています。デジタル化や再統合による技術革新を進め、グループ全体のシナジーを強化しています。

◇デジタル化に貢献  

東芝インフラシステムズは、社会インフラのデジタル化を推進し、より安全で効率的な社会の実現に貢献しています。鉄道システムにおいては、AIを活用した運行管理や予防保全技術を導入し、大きな注目を集めました。

電力分野では、スマートグリッド技術を活用して電力の安定供給と省エネルギー化を実現しています。さらに、ビル設備の分野でもIoTを活用したスマートビルソリューションを提供し、省エネと快適性の向上を実現しています。

◇2025年度本社に再統合  

東芝インフラシステムズは、2025年度に親会社である東芝本体へ再統合される予定です。この再統合は、東芝グループ全体の経営資源を最適化し、より一体的な経営を進めるための重要な方針です。

再統合により、社会インフラ事業と他の事業分野とのシナジーが強化され、より総合的なソリューションの提供が目指されています。これにより、東芝グループの強みを最大限に活かし、国内外のインフラ市場における競争力がさらに高まることが期待されています。

会社名東芝インフラシステムズ株式会社
所在地〒212-8585
神奈川県川崎市幸区堀川町72-34
電話番号044-548-5003
公式ホームページhttps://www.global.toshiba/jp/company/infrastructure.html

EC倉庫でも大活躍の棚搬送ロボット

T6-800 / T6-1200/1500

画像出典:東芝インフラシステムズ株式会社

EC市場の拡大に伴い、倉庫作業の効率化が求められています。特に、棚ごと商品を運ぶ棚搬送型ロボットの導入が進み、労働負荷の軽減と作業スピードの向上が同時に実現しています。

◇棚搬送AMRのT6-800  

T6-800は、倉庫内の棚を自動で搬送するAMR(自律走行ロボット)で、商品の効率的な保管とピッキング作業の最適化を実現します。これにより、作業員が倉庫内を歩き回る必要がなくなり、移動時間をゼロにして業務負担を大幅に軽減することができます。

また、T6-800は50℃からマイナス20℃までの温度環境で稼働可能であり、常温倉庫はもちろん、冷凍・冷蔵倉庫でも活躍します。さらに、独自のソフトウェアを搭載しており、システムと簡単に接続できるため、導入後すぐに運用を開始できるという点も魅力です。

外寸 (L×W×H)980×680×245 (mm)
本体重量160 (kg)
耐荷重移動棚含め 800 (kg)
最高速度2.2m/秒
バッテリー52V、40Ah
持続時間8時間

◇ピッキング数増加と保管効率向上  

棚搬送ロボットの導入により、ピッキング作業の生産性が大きく向上します。ロボットは、作業者のもとへ必要な棚を素早く運ぶため、従来の手作業に比べてピッキング数を大幅に増やすことが可能です。

さらに、棚の配置を最適化することにより、倉庫の保管スペースを最大限に活用できます。特に、多品種・小ロットの商品を取り扱うEC倉庫では、限られたスペースでより多くの在庫を管理できるため、効率的な運営が可能になります。

倉庫の効率化を実現!作業スピードが2倍に

SBS東芝ロジスティクス株式会社 導入事例

画像出典:東芝インフラシステムズ

EC市場の拡大に伴い、倉庫業務の効率化が重要な課題となっています。従来の作業方式では労働負荷が高く、生産性の向上に限界があったため、棚搬送ロボットが注目されています。

◇長時間歩行が作業効率を低下  

従来の倉庫では、作業員がリストをもとに商品を探しながら歩き回り、ピッキング作業を行うのが一般的でした。しかし、大規模な倉庫では1回のピッキングで数百メートル以上移動することも珍しくなく、1日で数キロメートルの歩行を強いられることになります。

この長時間の歩行が作業員の疲労を蓄積させ、集中力の低下を招き、ピッキングミスが発生しやすくなります。さらに、歩行時間が長くなることで実際に商品を取り扱う時間が減少し、結果的に作業効率が低下します。また、倉庫作業は体力を要するため、高齢化が進む中で人材確保が難しくなっていることも大きな課題です。

◇棚搬送ロボットで仕事量2倍  

棚搬送ロボットを導入することで、作業員の歩行を完全に排除し、ピッキング作業のスピードを飛躍的に向上させることが可能です。実際に、1時間あたりのピッキング回数が大幅に増加し、作業量が従来の1.5倍から2倍に向上するケースも報告されています。

また、疲労の軽減により作業精度が向上し、ミスの削減や安定した業務遂行が可能になります。省人化が進むことで、限られた人員でも高い生産性を維持でき、人手不足の解消にもつながります。

AMRの導入を検討するならおすすめ取り扱い業者

こちらでは、優れたAMRを提供している企業を3社紹介します。

◇大喜産業株式会社

大喜産業株式会社
引用元:大喜産業株式会社

大喜産業株式会社は、1939年に創業され、機械専門商社として日本のモノづくりを支えています。ロボティクス事業、伝動機器事業、産業機器事業、マテハン・設備機器事業の4つの事業を中心に、多岐にわたる製品とサービスを提供しています。特に、AMR(自律走行搬送ロボット)を活用したソリューションを提供し、効率的で安全な作業環境の実現に貢献しています。

会社名大喜産業株式会社
営業本部<住所>
〒550-0012 大阪市西区立売堀1-5-9
<電話番号>
06-6541-1987
営業本部東京オフィス<住所>
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア4F
<電話番号>
03-5219-1463
大阪支店<住所>
〒550-0012 大阪市西区立売堀1-5-9
<電話番号>
06-6532-0751
東京支店<住所>
〒333-0815 埼玉県川口市北原台3-2-21
<電話番号>
048-297-1388
東京支店つくばオフィス<住所>
〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1-5-7 ダイワロイネットホテルつくば2F
<電話番号>
029-817-4844
名古屋支店<住所>
〒452-0805 愛知県名古屋市西区市場木町416
<電話番号>
052-505-8201
東大阪支店<住所>
〒581-0861 大阪府八尾市東町4-1
<電話番号>
072-997-0123
京滋支店<住所>
〒520-3047 滋賀県栗東市手原3-2-3
<電話番号>
077-553-6155
四国支店<住所>
〒761-0301 香川県高松市林町2554-1
<電話番号>
087-868-4511
九州支店<住所>
〒812-0895 福岡県福岡市博多区竹下2-4-7
<電話番号>
092-441-0198
公式ホームページhttps://www.daiki-sangyo.co.jp/

AMRは、Autonomous Mobile Robotの略で、自律走行搬送ロボットを指します。AMRは、自己位置を認識し、障害物を回避しながら目的地までのルートを自動で算出して移動することができます。これにより、作業者の移動距離を短縮し、作業負荷を軽減することができます。また、AMRは人との協働が可能であり、ピッキング作業の効率化や省人化によるコスト削減にも寄与します。

導入事例として、カシヤマ株式会社が挙げられます。同社では、工場内の部品搬送を主に人手で行っており、生産効率の向上と人手不足の解消が課題となっていました。

大喜産業の支援のもと、MiR社のAMRを導入した結果、部品搬送の自動化が実現し、生産効率が大幅に向上。これにより、従業員はより付加価値の高い業務に集中できるようになり、人手不足の課題も緩和されました。

大喜産業株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

MiR社の魅力的なMiR製品とその販売代理店・大喜産業とは

さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。

大喜産業株式会社の公式ホームページはこちら

◇オムロン株式会社

オムロン株式会社
引用元:オムロン株式会社

オムロン株式会社は、1933年に創業された企業で、制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品など多岐にわたる事業を展開しています。特に、モバイルロボット(AMR)を活用したソリューションを提供し、効率的で安全な作業環境の実現に貢献しています。AMRは、自律走行搬送ロボットであり、自己位置を認識し、障害物を回避しながら目的地までのルートを自動で算出して移動することができます。

会社名オムロン株式会社
所在地〒600-8530
京都府京都市下京区塩小路通堀川東入ル東塩小路町579番地
電話番号075-344-7000
公式ホームページhttps://www.fa.omron.co.jp/

また、オムロンは最新の技術を駆使し、顧客のニーズに応じたカスタマイズ製品を提供しています。環境保全にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現を目指しています。地域社会に根差したサービスを提供し、信頼と満足を得ています。

オムロン株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

オムロン「LD-250」の特徴とは?製造業の課題に技術で立ち向かう

◇アルテック株式会社

引用元:アルテック株式会社

アルテック株式会社は、スマート物流ソリューションを提供する企業で、自律走行搬送ロボット(AMR)「OTTO」を取り扱っています。OTTOは、自己位置を認識し、障害物を回避しながら目的地までのルートを自動で算出して移動することができる高性能な搬送ロボットです。可搬重量が異なる複数のモデルを提供し、さまざまな物流ニーズに対応しています。

会社名アルテック株式会社
所在地〒104-0042
東京都中央区入船2-1-1住友入船ビル2F
電話番号03-5542-6760
公式ホームページhttps://smart-logistics.altech.jp/amr/otto/

また、アルテックは、AMR導入のためのコンサルティングや管理システムの提供を通じて、効率的で安全な作業環境の実現をサポートしています。最新の技術を駆使し、顧客のニーズに応じたカスタマイズ製品を提供し、持続可能な社会の実現を目指しています。

アルテック株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

OTTO MortorsのAMRの特徴と可能性!日本での普及が期待される理由


東芝インフラシステムズは、鉄道、エネルギー、ビル設備などを手掛け、持続可能な社会の実現に貢献しています。デジタル化を進め、AIやスマートグリッド技術を導入して効率化と省エネルギーを実現しています。鉄道システムではAIによる運行管理、エネルギー分野ではスマートグリッド、ビル設備ではIoTを活用しています。また、2025年度には親会社である東芝本体に再統合され、シナジー効果を高める予定です。

一方、EC市場の拡大に伴い、倉庫作業の効率化が求められており、東芝の棚搬送ロボットAMR(自律走行ロボット)T6-800が注目されています。このロボットは、倉庫内で棚を自動搬送し、作業員の移動時間をゼロにして業務負担を軽減します。耐温度範囲が広く、冷凍倉庫でも使用可能で、導入後すぐに運用を開始できる点も魅力です。棚搬送ロボットの導入により、ピッキング作業の生産性が向上し、倉庫の保管効率も改善されます。

また、棚搬送ロボットは作業員の歩行を排除し、ピッキングスピードを大幅に向上させるため、作業量の増加やミスの減少を実現し、省人化と生産性の向上に寄与します。